イヤリングのリフォーム イヤリング・ピアスのリフォームでは、「デザインがちょっと古いな」というジュエリーや、枠が付いていない石だけの状態のものをペンダントに作り変えることが出来ます。

例えば、お石が一列に5石留まったリングや、全周にお石が入ったブレスレットを短くしたときに外した石などは、同じサイズの石が留められている事が多いためイヤリングやピアスへのリフォームに向いています
また、スタッドタイプ、フックタイプ、チェーンタイプなど、どのタイプの金具を取り付けるかでジュエリーの雰囲気が大きく変わります。

最近ではシングルピアス(片方のみ)やイヤーカフを着けている方も増えましたね。特に金具の目立たないイヤーカフは、ピアスの穴が開いていない方におすすめです
片方のみのリフォームも承っております。

リフォームの流れ

イヤリング・ピアスの金具の種類

イヤリング・ピアスのリフォームは、リングやペンダントのリフォームとは少し違ってきます。
既成のリフォーム枠からデザインをお選び頂くというよりかは、「金具部分のデザイン」と「石の枠のデザイン」をお選び頂き、組み合わせてリフォームするという形になります。
耳周りのジュエリーの場合、紛失しやすかったり、力の入れ加減を間違えると壊れてしまったりすることもありますので、普段どのような金具が使いやすく感じられているかも伺わせて頂きます。

イヤリングのリフォーム計画また、ピアスホールの位置や、金具の仕様によって、着けた時の見え方が変わりますので、出来上がったときの見え方を確認しながら、最適な金具のご提案をさせて頂きます

その他にも、地金の色味のお好みなど、詳細をヒアリングしながら、お客さまと一緒にデザインを決定し、見積りをお出しする、という流れになります。

リフォームの方法って?

2つのイヤリングのリフォーム方法 では、イヤリング・ピアスのリフォームにはどんな方法があるのでしょうか?
大きく分けると、次の2つの方法になります。

  • ① お持ちのジュエリーの石を外して、まったく新しい枠に留め替え、イヤリングやピアスの金具と組み合わせて作り変える
  • ② お持ちのジュエリーの石が留まっている枠部分を切り離し、イヤリングやピアスの金具と組み合わせて作り変える
    ※ デザイン上、切り離しが出来ない場合もあります。

①の場合は、お客さまの石を今の枠から外し、ご用意しているカタログの中から「新しい枠」をお選び頂き、金具と組み合わせてお作り致します。

②の場合は、再利用出来るパーツを切り離し上手く使うことで、①よりもリーズナブルに新しいデザインに生まれ変わらせる事が出来ます。

どちらの場合も、もともとの枠の素材が金プラチナ、シルバーのいずれかであれば、下取りしてリフォーム代金の一部としてお使い頂く事ができます。

下取りって何?買取りとは違うの?

基本的には、買取りも下取りも、ご不要になられたジュエリーや、金、プラチナ、シルバー製品を現金化することを言います。
それらの現金をリフォームや修理、商品購入時のお支払いにご利用されることを「下取り」とよびます。
リフォーム後に残る枠やパーツも、下取りをして有効に活用することができます

実際のリフォーム事例

事例1「叔祖母から譲られたリング」→「1粒のスタッドピアス」

叔祖母から譲られたリング
スタッドピアス

叔祖母(祖母の姉妹)の形見分けで、譲られたダイヤが5石留まったリング。
昭和初期の頃の指輪だと思います。地金も何だかよく分からないし、デザインも古く感じます。でも、捨てることは出来ないので、5石使って何かにできないでしょうか。」とご相談いただきました。

石のサイズが全て同じで揃っていたため、そのうちの2石を使ってピアスやイヤリングにリフォームされてはどうでしょうか?とご提案をさせて頂きました。
普段使いにも、お仕事の時にも合わせやすいシンプルな1粒タイプのピアスにリフォームすることになりました。

プラチナで製作し、製作期間は14日です。

元のリングには「P.m」の刻印がありました。P.m刻印は1960年ごろまでのプラチナ製のジュエリーに使われていた刻印になります。この刻印だけだとプラチナの含有量が分からないため、お調べし、Pt650だという事が分かりましたので、下取りをしました。

使いやすいピアスにリフォーム出来てよかったです。しかも、思っていたよりもリーズナブルでした。残りの3石も、順番にリフォームしていければと思います。」とご満足頂けました。

リフォーム料金(プラチナ)
リフォーム代¥41,800
枠の下取り▲¥6,938
お支払い総額¥34,862

事例2「テニスブレスレット」→「ロングピアス」

テニスブレスレット
ロングピアスにリフォーム

使っていないテニスブレスレットを使って、ピアスにリフォームしたいということでご相談頂きました。

ブレスレットは、カットできる枠でしたので、そのまま再利用し、ピアスの針のみを取り付けることになりました。
長めのピアスをご希望でしたので、7石分使用したデザインに決まりました。

Pt900で製作し、元のブレスレットは、他にも作りたいアイテムがあるとのことでしたのでお戻ししました。製作期間は10日でした。

残ったブレスレットのパーツを使って、ペンダントやリングのリフォームもできますね。

リフォーム料金(Pt900)
リフォーム代¥13,200
お支払い総額¥13,200

事例3「パールピアス」→「パールイヤリング」

パールピアス
パールイヤリングにリフォーム

叔母さんから譲られたパールのピアス。
ピアスの穴が開いていないので、イヤリングにリフォームしたいのですが、冠婚葬祭の席でも着けられるデザインに出来ますか?
とご相談いただきました。

冠婚葬祭の席では、ゴールド色、揺れるデザインがNGとされています。
アレルギーも少しあるとのことでしたので、Pt900のイヤリング金具をおすすめしました。
ピアスの金具はPt900でしたので下取りしました。

いつかは冠婚葬祭用のパールイヤリングを用意したいなと思っていたので、今回リフォームできて良かったです。新しく買うよりリーズナブルでしたし、ピアスの小さな金具まで下取りしてもらえて、助かりました。」とご満足いただけました。製作期間は10日でした。

リフォーム料金(Pt900)
リフォーム代¥31,790
金具の下取り▲¥2,214
お支払い総額¥29,576

分からないことはぜひLINEでお問い合わせください

壊れてしまったこのジュエリーは直せるの?」「修理の金額はどのくらいかな?」など、ジュエリーの修理やリフォームについての疑問は、画像と一緒にお気軽にLINEでお問い合わせください。画像も一緒にお送り頂けると、より詳しくご質問にお応えすることができます。

このページをご覧のお客様からよくある質問

どんなデザインなら枠を再利用してリフォームする事ができるのでしょうか?

枠が切り離せるかどうかは、実際のジュエリーの構造を確認してみないと判断することができません。店頭でも判断が難しい場合は、職人の確認が必要となりますのでお預かりになります。

見積りだけ教えてもらうことは可能ですか?

もちろんです。リフォームにだいたいどのくらいの金額がかかるのか把握することは、とても大事だと思いますので、お気軽にご相談下さい。

イヤリングやピアス金具のデザインは、お店に行けば見せてもらえますか?

はい。よく使われる金具は実物をご用意しています。それ以外の金具は、デザインが多種になりますので実寸大のカタログをご覧頂き、お選びいただく形になります。

ピアスにリフォームする場合、キャッチも用意してもらえますか?

基本的には、シリコン製のキャッチをお付けしてお渡ししております。
別料金になりますが、地金タイプのキャッチ等をお付けすることも、もちろん可能です。

出来上がった品物は配送してもらえますか?

はい、有料になりますが、ご配送も可能です。

下取り・買取について詳しく知りたいのですが

お取引きできるもの

金・プラチナ・シルバーの貴金属ジュエリー製品全般、ジュエリー以外のメガネフレームや万年筆のペン先なども素材が貴金属であれば対象となります。
シルバ-製品は、磁気反応が無いものに限らせて頂いております。
また、お品物に刻印が無く不明確な場合は、お預かりして素材確認・査定(無料)が必要となります。
インゴットに関しては、現在受け付けておりません。

石について

ダイヤモンドは刻印などで石のキャラット(大きさ)が分かるものはお買取りしております。 ただし、石の状態によっては価格が付かないものもございます。
パールは経年劣化する特性があるためお買取りできません。
色石につきましては、極力お外してお客様にお戻ししておりますが、外す際に割れ、欠けが生じる場合がございますので、予めご了承下さい。

買取り下取り価格について

田中金属公表の地金相場を基準として算出された当店の買取価格に、お買取りするお品物の重量をかけた金額となります。
買取価格は、査定料・手数料を含めた価格となっておりますので、お買取り時に別途手数料は頂いておりません。
お買取り価格は消費税を含めた「税込価格」です。

査定時間について

お持ちいただいたお品物の点数により異なりますが、その場で査定の場合は15分~30分ほどが目安です。
お預かりの場合は、10日前後かかります。

売却の際に必要なもの

ご本人確認ができる書類(運転免許証、健康保険証、パスポ-トなど)が必要です。