リングのリフォーム リングのリフォームでは、「デザインがちょっと古いな」「今はゴールド色のジュエリーが好きだな」など、お客さまの好みやニーズの変化に合わせて、新しいデザインのリングに作り変える事ができます。
例えば、立て爪の高さが気になる、唐草模様が入っていて古さを感じてしまう、ゴージャス過ぎて身に着けにくいなど、出番が少ないリングってどうしても出来てしまいますよね。
でも、リングに使われる石は質の良いものを使っている事が多いので、そのまま眠らせてしまうのはもったいないかもしれません。

リフォームの流れ

どのリフォームをする場合も、はじめから「こうしたい!」と決まっている方は少なく、お話しながら徐々にリフォームのイメージがまとまっていくということがほとんどです。

リングのリフォームをされる場合、まずは「今のジュエリーのお気に入り度」をお伺いします。 本当にまるごとデザインを変えてしまいたいのか、それとも一部だけデザインが変われば石の留め方はそのままでもいいなど、どのぐらいデザインを変えたいと思われているかを確認させて頂きます。

リングのリフォーム計画 次に「どういう時に着けたいか」です。 毎日身に着けたい場合は、なるべく爪が邪魔にならず高さが出ないデザインをおすすめしまし、ちょっとしたパ-ティーや会食などでお着けになりたい場合なら、シンプルになりすぎないよう、少しダイヤの入ったデザインをご提案したりします。

その他にも、地金の色味のお好み、ご予算に合う素材のご提案など、詳細をヒアリングしながら、お客さまと一緒にデザインを決定し、見積りをお出しする、という流れになります。

リフォームの方法って?

2通りのリングリフォーム では、リングのリフォームにはどんな方法があるのでしょうか?
大きく分けると、次の2つの方法になります。

  • ① お持ちのジュエリーの石を外して、まったく新しいデザインの枠に留めて作り変える
  • ② お持ちのジュエリーの石が留まっている枠部分を切り離し、そのパーツに新しいリングの腕をドッキングしてデザインを変える
    ※ デザイン上、切り離しができない場合もあります。

①の場合は、お客さまの石を今の枠から外し、ご用意しているカタログの中から「新しい枠」をお選び頂く、あるいは、お客さまが「このデザインいいな!」と思った画像などをもとにお作りします。

②の場合は、好みではなくなってしまった原因となるデザイン部分を取り外し、再利用出来るパーツを上手く使うことで、①よりもリーズナブルに新しいデザインに生まれ変わらせることができます。 どちらの場合も、もともとの枠の素材が金、プラチナ、シルバーのいずれかであれば、下取りしてリフォーム代金の一部としてお使い頂くこともできます。

下取りって何?買取りとは違うの?

基本的には、買取りも下取りも、ご不要になられたジュエリーや、金、プラチナ、シルバー製品を現金化することを言います。
それらの現金をリフォームや修理、商品購入時のお支払いにご利用されることを「下取り」とよびます。
リフォーム後に残る枠やパーツも、下取りをして有効に活用することができます

実際のリフォーム事例

[事例1]「ピンクの石と枠はそのまま再利用してリングに」

リフォーム前のリング
リフォーム後のリング

お祖母さまから譲られたリング。 「石の色は可愛くて好きだけど、両サイドにダイヤがあると普段使いするにはちょっと…もっとカジュアルに使えるようなデザインにしたいです。」とご相談頂きました。

石の色をとても気に入られていたので、石が目立つようにシンプルなデザインにしましょうということになりました。
元の枠は、8本の爪で石を留めた特徴的なデザインでしたので、腕の部分を切り離し、そのまま再利用することになりました。リング腕はK10で製作し、元の枠と組み合わせました。
切り離した腕はK18でしたので下取りをし、ダイヤは後でピアスにリフォームしたいとの事で、そのままお戻ししました。
製作期間は14日です。

リフォーム料金(K10)
リフォーム代¥51,400
枠の下取り▲¥11,823
お支払い総額¥39,877

[事例2]「お母さまから娘さんへ受け継いで」

リフォーム前のリング
リフォーム後のリング

お母さまご自身の誕生石であり、お守り的な存在として使ってきたリングでしたが、そろそろリフォームして娘さんに使ってもらいたいな、ということでご相談頂きました。

せっかくなので元の枠についているダイヤも使ってはいかがでしょうか、とご提案させて頂きました。
派手になり過ぎず、お若い方でも合わせやすい品のあるデザインに決まりました。
素材はPt900で製作しました。元の枠はPt900でしたので、使用しなかったダイヤと共に下取りをしました。製作期間は14日でした。

このデザインにしてよかったです。デザインも価格も大満足です。」と大変喜んで頂けました。ダイヤの並べ方によって、印象がだいぶ変わりますね。

リフォーム料金(Pt900)
リフォーム代¥70,400
枠とダイヤの下取り▲¥15,967
お支払い総額¥54,433

[事例3]「お手持ちのダイヤをリングに追加してイメージチェンジ」

リフォーム前のリング
リフォーム後のリング

長年親しまれた結婚指輪、「ちょっと雰囲気を変えたくて、持っているダイヤと合わせて何かできそうですか?」とご相談頂きました。

長い間身に着けられていたリングですから、愛着がありますよね。
結婚指輪はそのまま使用し、お手持ちのラウンド型と長方形のダイヤを交互に留めてリフォームするのははいかがでしょうか、とおすすめしました。

ダイヤは埋め込む形で留めました。形が違うダイヤを留めることでデザインに動きがでます。
リングの印象がだいぶ変わりましたね。

お客さまが持っているリングとダイヤをとても上手に活用できたリフォームです。製作期間は14日でした。

長い間身に着けられていたリングですから、愛着がありますよね。
結婚指輪はそのまま使用し、お手持ちのラウンド型と長方形のダイヤを交互に留めてリフォームするのははいかがでしょうか、とおすすめしました。

ダイヤは埋め込む形で留めました。形が違うダイヤを留めることでデザインに動きがでます。
リングの印象がだいぶ変わりましたね。

お客さまが持っているリングとダイヤをとても上手に活用できたリフォームです。製作期間は14日でした。

青系の石にはシルバー色の枠が合う」と言われがちですが、ゴールド色も温かみがあって素敵です。

リフォーム料金
リフォーム代(2本分)¥33,000
お支払い総額¥33,000

分からないことはぜひLINEでお問い合わせください

壊れてしまったこのジュエリーは直せるの?」「修理の金額はどのくらいかな?」など、ジュエリーの修理やリフォームについての疑問は、画像と一緒にお気軽にLINEでお問い合わせください。画像も一緒にお送り頂けると、より詳しくご質問にお応えすることができます。

このページをご覧のお客様からよくある質問

どんなデザインなら枠を再利用してリフォームする事ができるのでしょうか?

枠が切り離せるかどうかは、実際のジュエリーの構造を確認してみないと判断することができません。店頭でも判断が難しい場合は、職人の確認が必要となりますのでお預かりになります。

見積りだけ教えてもらうことは可能ですか?

もちろんです。リフォームにだいたいどのくらいの金額がかかるのか把握することは、とても大事だと思いますので、お気軽にご相談下さい。

リングとペンダント、どちらのほうがリフォーム金額がかかりますか?

デザインによって金額は変わるので一概には言えませんが、リングのほうが使う地金の重量が多いので高めになることが多いですね。

何年か後に、サイズが合わなくなったリングは直す事はできますか?

はい、サイズ直し代はかかりますが、素材が金、プラチナでリフォームされたものであれば、お修理は可能です。

出来上がった品物は配送してもらえますか?

はい、有料になりますが、ご配送も可能です。

下取り・買取について詳しく知りたいのですが

お取引きできるもの

金・プラチナ・シルバーの貴金属ジュエリー製品全般、ジュエリー以外のメガネフレームや万年筆のペン先なども素材が貴金属であれば対象となります。
シルバ-製品は、磁気反応が無いものに限らせて頂いております。
また、お品物に刻印が無く不明確な場合は、お預かりして素材確認・査定(無料)が必要となります。
インゴットに関しては、現在受け付けておりません。

石について

ダイヤモンドは刻印などで石のキャラット(大きさ)が分かるものはお買取りしております。 ただし、石の状態によっては価格が付かないものもございます。
パールは経年劣化する特性があるためお買取りできません。
色石につきましては、極力お外してお客様にお戻ししておりますが、外す際に割れ、欠けが生じる場合がございますので、予めご了承下さい。

買取り下取り価格について

田中金属公表の地金相場を基準として算出された当店の買取価格に、お買取りするお品物の重量をかけた金額となります。
買取価格は、査定料・手数料を含めた価格となっておりますので、お買取り時に別途手数料は頂いておりません。
お買取り価格は消費税を含めた「税込価格」です。

査定時間について

お持ちいただいたお品物の点数により異なりますが、その場で査定の場合は15分~30分ほどが目安です。
お預かりの場合は、10日前後かかります。

売却の際に必要なもの

ご本人確認ができる書類(運転免許証、健康保険証、パスポ-トなど)が必要です。